至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

……だけどもう、守ってもらう必要なんてない。


SPIRALなんて、怖くない。


だって、トップの女でなくなれば、何からも恐れることなんてなくなるわけで。


あたしは狙われる資格さえ、なくなるんだから。



「守りてえんだよ、俺が」


「……」


「守らせろ」



なのに、それを連呼する凌牙に、胸がかき乱される想いがした。


嬉しいはずのその言葉が、今はあたしの胸を締め付けるだけ……。



今日で、最後なんだから……。





「……なあ?」


ふわり。


なびく髪を掬いあげるようにして、そのまま抱き締められる。