至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

ケンカでは、敵なしの凌牙。


その証が、灰雅の総長という地位であり、誰が見ても最強の男だと言うだろう。


「オマエと居ると、強くなれそうな気がする」


……それだけ強い凌牙が、あたしと居ることで強くなれそう……だなんて。


これ以上、強くなんてならないでいいのに。


凌牙は、もう頑張らなくていいのに……。



「ケリがつきそうなんだ」


凌牙が、ふいに頭を起こす。


「…………ケリ?」


「SPIRALの黒幕の目星がついた」


「……SPIRAL」


あたしの中では、とっくに消えていた名前。


琉聖さんの事件の時に一度は思い出したけど、また忘れていた。