見ると、凌牙はすでに缶コーヒーを飲み終えたようで。
「そういの、いいな」
空の缶をもてあそびながら、人指し指を一瞬あたしに向けた。
「ん?」
……そういうの?
あたしはそのままの体勢で、なんだろうと考える。
「だから、そういうのだって」
二度も言わせんな、って感じで、もう一度凌牙が指すあたしは。
セーターを指先近くまで伸ばした状態でペットボトルを握りしめ、それを頬に当てている……。
「女子って感じがする」
「……っ……」
あたしを優しく見つめたまま低い声で放つそれは、あたしの胸を射抜くのに1秒もかからなかった。
「そういの、いいな」
空の缶をもてあそびながら、人指し指を一瞬あたしに向けた。
「ん?」
……そういうの?
あたしはそのままの体勢で、なんだろうと考える。
「だから、そういうのだって」
二度も言わせんな、って感じで、もう一度凌牙が指すあたしは。
セーターを指先近くまで伸ばした状態でペットボトルを握りしめ、それを頬に当てている……。
「女子って感じがする」
「……っ……」
あたしを優しく見つめたまま低い声で放つそれは、あたしの胸を射抜くのに1秒もかからなかった。



