至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

見ると、凌牙はすでに缶コーヒーを飲み終えたようで。


「そういの、いいな」


空の缶をもてあそびながら、人指し指を一瞬あたしに向けた。


「ん?」


……そういうの?


あたしはそのままの体勢で、なんだろうと考える。


「だから、そういうのだって」


二度も言わせんな、って感じで、もう一度凌牙が指すあたしは。


セーターを指先近くまで伸ばした状態でペットボトルを握りしめ、それを頬に当てている……。


「女子って感じがする」


「……っ……」


あたしを優しく見つめたまま低い声で放つそれは、あたしの胸を射抜くのに1秒もかからなかった。