倉庫も海沿いにあるし、あの家からも海が見える。
ということは、まだそんな遠くには来てないんだろうけど、日々の喧騒を忘れさせてくれるほどの、こんな静かな場所があったなんて。
喧騒だけじゃなくて、悩みや迷いで埋め尽くされた現実も忘れさせてくれるような……。
冷たい潮風が、あたしと凌牙の髪をやさしくなびかせる。
ほんとに、気持ちがいい……。
凌牙は缶コーヒーに口を付けているけど、あたしはミルクティーをもらったままの状態で、頬に当てた。
冷たくなった頬には、そんな温度でさえも熱く感じる。
ジワジワと、体温と一体化していく温度。
それがまた心地よくて。
「フッ……」
突然隣に座っている凌牙から笑いが漏れ、意識がココに戻った。
ということは、まだそんな遠くには来てないんだろうけど、日々の喧騒を忘れさせてくれるほどの、こんな静かな場所があったなんて。
喧騒だけじゃなくて、悩みや迷いで埋め尽くされた現実も忘れさせてくれるような……。
冷たい潮風が、あたしと凌牙の髪をやさしくなびかせる。
ほんとに、気持ちがいい……。
凌牙は缶コーヒーに口を付けているけど、あたしはミルクティーをもらったままの状態で、頬に当てた。
冷たくなった頬には、そんな温度でさえも熱く感じる。
ジワジワと、体温と一体化していく温度。
それがまた心地よくて。
「フッ……」
突然隣に座っている凌牙から笑いが漏れ、意識がココに戻った。



