「ただ走ってるだけじゃつまんねえだろ。降りろ」
そう言った凌牙はメットを取ると、あたしにバイクを降りるよう促した。
「うん」
走っているだけでいいと思っていたあたしも、今は目の前の景色に惹かれて、大人しくバイクを降りる。
「寒いだろ」
凌牙は近くの自販機でミルクティーを買ってきて、あたしに手渡してくれた。
海が眼下に広がるベンチに、あたしたちは並んで座る。
まるでバイクに乗っている時の続きみたいにあたしたちの間に会話はなくて、聞こえてくるのはザザーッ…と寄せては返す波の音や、鳥の声だけ。
そう言った凌牙はメットを取ると、あたしにバイクを降りるよう促した。
「うん」
走っているだけでいいと思っていたあたしも、今は目の前の景色に惹かれて、大人しくバイクを降りる。
「寒いだろ」
凌牙は近くの自販機でミルクティーを買ってきて、あたしに手渡してくれた。
海が眼下に広がるベンチに、あたしたちは並んで座る。
まるでバイクに乗っている時の続きみたいにあたしたちの間に会話はなくて、聞こえてくるのはザザーッ…と寄せては返す波の音や、鳥の声だけ。



