「もしかして、まだ傷が――」
「どこでもいいっ……」
「……あ?」
あたしの左手に触れたようとした、凌牙の動きが止まる。
「……凌牙のバイクの……後ろに乗りたい……」
返信出来てはいなかったけど、そう決めてた。
一緒に居られるなら、どこだっていい。
今日が一緒に居られる最後なら。
まだあたしを好きだと思ってくれてる凌牙と、ただ一緒に過ごせたら……。
そんな風に思うあたしはワガママかな……。
「……10分後に出る」
凌牙は手をおろすと、洗面所を離れた。
「どこでもいいっ……」
「……あ?」
あたしの左手に触れたようとした、凌牙の動きが止まる。
「……凌牙のバイクの……後ろに乗りたい……」
返信出来てはいなかったけど、そう決めてた。
一緒に居られるなら、どこだっていい。
今日が一緒に居られる最後なら。
まだあたしを好きだと思ってくれてる凌牙と、ただ一緒に過ごせたら……。
そんな風に思うあたしはワガママかな……。
「……10分後に出る」
凌牙は手をおろすと、洗面所を離れた。



