至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「もしかして、まだ傷が――」


「どこでもいいっ……」


「……あ?」


あたしの左手に触れたようとした、凌牙の動きが止まる。




「……凌牙のバイクの……後ろに乗りたい……」




返信出来てはいなかったけど、そう決めてた。



一緒に居られるなら、どこだっていい。


今日が一緒に居られる最後なら。


まだあたしを好きだと思ってくれてる凌牙と、ただ一緒に過ごせたら……。



そんな風に思うあたしはワガママかな……。




「……10分後に出る」


凌牙は手をおろすと、洗面所を離れた。