至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

『しばらくそこにいたらいい』


相変わらずポツリポツリと話す壱冴だけど。


そこにはやっぱりあたしに対して敵対心は感じられなくて。


むしろ、今はあたしの味方になってくれているとさえ思える。


『住所メモしろよ』


「あっ、うんっ」


そう言われて、慌てて紙とペンを用意する。


『ポストに鍵を放り込んでおくから、好きに使え』


「……うん……ありがとう」


壱冴は部屋の住所を伝えると、それ以上何も聞かずに電話を切った。