至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

手から、雑誌が滑り落ちる。



だって。


よく考えてみたら、あたしがそんな前向きなこと言う……?



柚乃ちゃんだったら十分あり得る。


雑誌の中の柚乃ちゃんは、眩しいくらいキラキラ輝いていて。


あの当時も。


そして双葉園を去る時も。


柚乃ちゃんは笑顔で手を振っていた。


これから始まる新しい生活に期待するように。


そんな風に、いつだって柚乃ちゃんは前向きで明るい子だった。