至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「はあ!?最近なんなんだよっ!」


「愛情表現でしょうが!」


「なんだそれっ?アンタが俺に愛情をかける意味がわかんねっ」


「悪い?」


「だからー、それがキモイんだっつうんだよっ!離せって」


「いててっ…」


……まったくもう。


あたしの手からうまくすり抜けた和希は、ニヤッと笑い。


「ま、若菜が俺に落ちるのは時間の問題だろうけどな」


そんな余裕をかますことも忘れずに、鼻歌を歌いながら階段を上って行った。




今までの恋愛経験なんて知らないけど、本気になったのは初めてだと旬が言ってた。



……和希も……本当の恋を知ったんだね……。


そんな和希がまた、たまらなく愛おしかった。