至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ



昨日今日会ったばかりのあたしを、どうして女になんかするのか。



どうして急に好きだなんて言えるのか。




その疑問にかかっていたモヤが、一気に晴れた。





……そうだったんだ。


凌牙にとったら、急なことじゃなかったんだ。



昔、同じ時間を過ごして、凌牙の記憶に残っていた女の子……。


それが、あたしだったから……。




「ほんと……に……?」



凌牙の中で鮮明に残っているという記憶は、あたしの中ではおぼろげだけど。


あたしと凌牙が、過去に一緒に過ごした時間があったという事実。


それが、どうしようもなく切なくて……嬉しい……。