そういえば、たしかに和希がいない。
あたしの、弟の……。
そっか。
若菜と……。
遠慮がちにテルさんに目を向けると、烈さんと大翔のそんなやり取りに苦笑いしていて。
……若菜のことは、本当に一瞬の気の迷いだったんだろう。
そんなに簡単に忘れられる付き合いでなかったのは、今日のお姉ちゃんを見てよくわかった。
……お姉ちゃんだって、もしかしたら……。
「和希が女に本気になったのなんて初めてじゃねえか?」
「まー、所詮中坊だしな」
「いいんじゃね、のめり込んでさっさと若菜ちゃんに捨てられちまえ!」
そんなみんなの会話にどこか優しく微笑む凌牙は、あたしの肩を抱き寄せたままだった。
あたしの、弟の……。
そっか。
若菜と……。
遠慮がちにテルさんに目を向けると、烈さんと大翔のそんなやり取りに苦笑いしていて。
……若菜のことは、本当に一瞬の気の迷いだったんだろう。
そんなに簡単に忘れられる付き合いでなかったのは、今日のお姉ちゃんを見てよくわかった。
……お姉ちゃんだって、もしかしたら……。
「和希が女に本気になったのなんて初めてじゃねえか?」
「まー、所詮中坊だしな」
「いいんじゃね、のめり込んでさっさと若菜ちゃんに捨てられちまえ!」
そんなみんなの会話にどこか優しく微笑む凌牙は、あたしの肩を抱き寄せたままだった。



