至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

それは凌牙にとっても、いいことだとは思えなくて。


自分の道を捨ててまで、柳迅会に生きる決意をしている凌牙にとって……。


あたしと居ることは、マイナスになってる……?




『柳迅会は憎い組織なの』



「……」


こんなときに、お姉ちゃんの声が、悪魔のささやきのようによみがえって。


あたしの気持ちを大きく揺さぶる。


あたしを凌牙から離そうと、誘導する。



あたしはやっぱり……。





「はー、兄弟揃ってなんだかなー」


大翔が腕を頭の後ろで組んで、大げさに反り返った。