意図的に破り、始めから赤ちゃんなんて映っていなかったように……。
それは、柳迅会へもらわれていくという残酷な運命をたどることになった弟を、隠すため……?
「この赤ちゃんは……和希……なの……?」
分かってはいても。
そうじゃありませんようにと、祈りながら口にした言葉は震えていて。
「………そうよ……」
「………っ」
あまりにもアッサリ認められ、あたしは天を仰いで、目を瞑った。
震える胸を沈めるように、大きく息を吐く。
それは、柳迅会へもらわれていくという残酷な運命をたどることになった弟を、隠すため……?
「この赤ちゃんは……和希……なの……?」
分かってはいても。
そうじゃありませんようにと、祈りながら口にした言葉は震えていて。
「………そうよ……」
「………っ」
あまりにもアッサリ認められ、あたしは天を仰いで、目を瞑った。
震える胸を沈めるように、大きく息を吐く。



