至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「ん…?」


「双葉にいた期間は短かったけど、俺は鮮明に覚えてる」


ジッと前を見たまま言葉を滑らす凌牙の口元は、少しだけ緩んでいた。


懐かしいものを瞳に移すように、少し目を細めて。



その瞳に、どうしてか懐かしさを覚えた。



懐かし……




「え……」




凌牙は5歳で入園して、すぐ養子に出された。


あたしは3歳から入園している。


あたしたちは、同い年。




……ということは。




「もしかして……」





「俺はオマエを覚えてんだよ」