至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

お姉ちゃんの言葉を頭の中で復唱して、ある言葉の途中で、ふと、立ち止まる。



妹たち……って。


ハッキリそう聞こえた。



"たち"……って?


……それは一人だけを指す言葉じゃないから。



「えっ……?」


お姉ちゃんは何のことか分かっていない様子。


「妹、"たち"……?」


あたしがそこだけを強調すると。


「……っ、い、妹よ。そう、妹……。言い間違えただけ……」


お姉ちゃんは、頬に流れていた涙を乱雑に拭きながら慌てて言い直したけど。



そんなはずない。


お母さんに最後に誓った言葉を、間違えるわけがない。