至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「優月は覚えてないと思うけど、お母さんが息を引き取る直前まで、あたしたちはお母さんの側に居たの」


それは、初めて聞く話で。


生前のお母さんを全く覚えていないあたしにとって、貴重な話……。


「虫の息のお母さんに、あたしは約束したのよ。妹たちは、必ず私が守るから……って。それを聞いて、お母さんは安心したように息を引き取った……」


あたしは3歳だったから、そんな記憶もない。


だけど、お姉ちゃんはきっと苦しむお母さんを覚えていて……。


それがずっと記憶に残っていて苦しくて。


最後に誓った言葉に、縛られて……。



お姉ちゃんも、かわいそうなのかもしれない……。


妹たちのために……って。



…………。



「え、今……なんて……」