至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

テルさんの一方的な想いじゃなくて。


お姉ちゃんも……。


「……」


あたしの問いかけに、お姉ちゃんは力を失くすように絨毯に膝をついた。


あたしも同じように、膝をつく。



温かい日の差し込むリビング。


ガラスを通して、その光が絨毯の上に座るあたしたち姉妹を優しく照らすけれど。


ここに流れているのは、不安定な空気。



「……最初は、よく顔を出す男の子っていう印象しかなかった。そんな輝之君を男の人として意識するようになったのは、彼が中学3年生になった頃よ」


放心したように話し出すお姉ちゃんに、まだこれが現実の話なのか信じられない自分がいる。