テルさんの一方的な想いじゃなくて。
お姉ちゃんも……。
「……」
あたしの問いかけに、お姉ちゃんは力を失くすように絨毯に膝をついた。
あたしも同じように、膝をつく。
温かい日の差し込むリビング。
ガラスを通して、その光が絨毯の上に座るあたしたち姉妹を優しく照らすけれど。
ここに流れているのは、不安定な空気。
「……最初は、よく顔を出す男の子っていう印象しかなかった。そんな輝之君を男の人として意識するようになったのは、彼が中学3年生になった頃よ」
放心したように話し出すお姉ちゃんに、まだこれが現実の話なのか信じられない自分がいる。
お姉ちゃんも……。
「……」
あたしの問いかけに、お姉ちゃんは力を失くすように絨毯に膝をついた。
あたしも同じように、膝をつく。
温かい日の差し込むリビング。
ガラスを通して、その光が絨毯の上に座るあたしたち姉妹を優しく照らすけれど。
ここに流れているのは、不安定な空気。
「……最初は、よく顔を出す男の子っていう印象しかなかった。そんな輝之君を男の人として意識するようになったのは、彼が中学3年生になった頃よ」
放心したように話し出すお姉ちゃんに、まだこれが現実の話なのか信じられない自分がいる。



