至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

この言葉が出たら、悔しそうに唇を噛みながらも従う和希だったけど。


首を隣に振って凌牙を見る和希の目は、いつもと違った。



「なんでいっつもそうなんだよっ!!」


目を瞑り、凌牙に刃向った和希に、あたりは静まり返った。



この幹部スペースだけじゃない。


下のフロアに居るメンバーも、一斉に動きを止めたように静かになる。



「なんでだよっ……もっと怒れよ!!殴ればいいじゃねえか!」


和希の感情の矛先が、テルさんから凌牙へと変わったのが分かる。



……和希、どうしたの……?