至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「若菜から聞いたんだよ!テルさんから電話が来たって」


和希の勢いは止まらず、一言言うごとに距離を詰めていく。


「拒否っときながら、今更未練がましく連絡するってなんなんだよっ!!」


凌牙が、隣に座っているテルさんにジッと視線を注ぐのが分かる。


まるで、様子を伺うように……。


「……てめえっ……!」


あたしが凌牙に気を取られた瞬間、和希の手がテルさんの胸ぐらに伸びた。


「ちょっ……!!」


「やれやれーー」


「和希とテルさんが女で揉めるなんてっ!わー楽し~!」


烈さんと麗美さんが、あり得ないことにそれを囃し立てて……。