頭の上でクシャクシャと動く手に、瞳を開けると。
今度こそ、ほんとにベッドから凌牙が立ち上がった。
「行ってらっしゃい」
玄関まで行こうと立ち上がったけど、凌牙に止められて、その場で見送る。
「……嘘ではねえな」
「え?」
部屋を出ていく寸前、そんな言葉を落とされた。
なんの話だろうと、ドアノブに手を掛けたまま動かない凌牙の背中を見つめていると。
「オマエに入れ込んでる……ってやつ」
――バタンッ。
直後、部屋の扉が凌牙の姿を消した。
「……っ」
きゅん、という胸の音が聞こえた気がした。
全身を、ものすごい勢いで血液が駆け巡る。
あたしはますます熱に浮かされた気がして、ベッドの上に体を倒した。
今度こそ、ほんとにベッドから凌牙が立ち上がった。
「行ってらっしゃい」
玄関まで行こうと立ち上がったけど、凌牙に止められて、その場で見送る。
「……嘘ではねえな」
「え?」
部屋を出ていく寸前、そんな言葉を落とされた。
なんの話だろうと、ドアノブに手を掛けたまま動かない凌牙の背中を見つめていると。
「オマエに入れ込んでる……ってやつ」
――バタンッ。
直後、部屋の扉が凌牙の姿を消した。
「……っ」
きゅん、という胸の音が聞こえた気がした。
全身を、ものすごい勢いで血液が駆け巡る。
あたしはますます熱に浮かされた気がして、ベッドの上に体を倒した。



