至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「うっ……ううっ……」


嗚咽交じりに、涙が耳元まで流れていく。


「痛むのか?」


心配そうに椅子から立ち上がり、流れる涙を拭ってくれる凌牙。


「……ううん」


「無理すんなよ」


嘘じゃなくて。


「本当に……痛くないっ……」


さっきまでの痛みが魔法みたいに消えている。


「あれだ、鎮静剤ってやつだ。それが効いてるから痛くねえだけで、切れたらきっと痛くなる」


「お、脅かさないでよ……」


怪我人になんてこと言うの……。