至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

その直後。


「旬、七海を頼む」


「お、おうっ……」


「大翔、テルに車の手配をしてもらえ」


「わ、分かったっ……」


愛しい人の声が耳に届いて……


フッと気が緩んで崩れ落ちそうになるあたしを、その人の体が支えた。


「りょ……う……はあっ……はあっ……」


驚きと痛みで、うまく呼吸が出来ない。


「優月、喋らないでいいからゆっくり呼吸しろ」


「はぁ……りょ……はぁっ、はぁっ……」


「優月っ!!!!!」


それでも凌牙の名前を呼びたいと思うあたしは、パニックに陥り、いつの間にか意識を手放していた。