至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

だけど……。


あたしに助けを求めてきた七海さんの気持ちを考えると……。


そんなジレンマと戦う。



そうこうしている間に、みんなは上着を羽織って、バイクのキーを手にする。


「とにかく、手分けして探すぞ」


「おう」


外に飛び出して行った男たちが、バイクのエンジンを一斉に吹かす。


やがてその音は、遠く消えて行った。



「優月……?」


「えっ…?」


「顔、真っ青だぞ」


「……」


テルさんだけが残ったこの家で、あたしは罪悪感と戦っていた。