至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ


そして夜。


あたしが凌牙に声もかけずに帰ったことを、凌牙は怒っているようだった。


この家に帰ってきてから、一切言葉を発することがなく。


久しぶりにみんなで顔を揃えた夕飯の食卓は、険悪ムード。


昼間あんなデートをしたあとに…ってのもあると思う。



確かに、あたしが悪かった……。


やっぱり一言でも声を掛けていくべきだったと後悔する。


一応謝ったけど、まだ凌牙の怒りは収まらないらしい。



「そうカリカリすんなって、優月ちゃんだって色々都合もあるよなあ」


あたしを庇ってくれる旬に、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


そもそも、鞄を持ってきてもらうなんて話が嘘なんだし。