至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

そんな……。


実の親がそこまでするなんて、信じられない。


もうすぐで高校を卒業する七海さんの気持ちは考えないの!?


会社の為に、どこまでも娘を犠牲にするその信じられない行動に、体が怒りで震えた。


「あたし……行きたくないっ……」


「七海さん……」


「琉聖と、離れたくない…っ…」


七海さんはそう言うと、顔を両手で覆った。


「……琉聖といられるなら、何もいらないっ……」


覆った手のひらの間から、零れ落ちる声。