至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

勝手な行動を取って、バレたら凌牙に怒られるのは目に見えてる。


だけど、七海さんがあたしに助けを求めるのにも理由があるだろうし、状況を考えれば、そっちが優先なのは当然のこと。


「旬、ほんとにごめんね。ありがとう」


家の前まで送ってもらい、丁寧にお礼を言って。


「じゃあ、気をつけてね」


手を振り、またバイクで本部へ戻っていく旬を見送った。




「優月ちゃん……」


どこに居たのか、七海さんが駆け寄ってくる。


「七海さんっ……!」


前から華奢な体が、また一回り小さくなっているように感じた。


精神的なストレスが、相当かかってるんだろう……。


胸がキュッと苦しくなる。