あたしがみんなのところへ戻ると、テルさんと凌牙は奥の個室に居るのか、姿は見えなかった。
「旬……」
「ん?何?」
「あたし帰らなきゃいけなくなって。悪いんだけど、送ってもらえる……?」
大した距離じゃないし、一人で帰りたいけど。
それは許されないから、誰かにお願いしなきゃいけない。
「え、なんで?」
「あ、あの……ほら、あたし凌牙と一緒で、カバンとか全部学校に置いてきちゃったの。それをね、友達が届けてくれるらしくて……」
咄嗟に嘘をついた。
「優月ちゃんも手ぶらで帰ってきたの?」
「……うん」
「へー、凌牙にかっさらわれたんだ」
大翔にニヤニヤしながら言われ、顔が熱くなる。
「旬……」
「ん?何?」
「あたし帰らなきゃいけなくなって。悪いんだけど、送ってもらえる……?」
大した距離じゃないし、一人で帰りたいけど。
それは許されないから、誰かにお願いしなきゃいけない。
「え、なんで?」
「あ、あの……ほら、あたし凌牙と一緒で、カバンとか全部学校に置いてきちゃったの。それをね、友達が届けてくれるらしくて……」
咄嗟に嘘をついた。
「優月ちゃんも手ぶらで帰ってきたの?」
「……うん」
「へー、凌牙にかっさらわれたんだ」
大翔にニヤニヤしながら言われ、顔が熱くなる。



