至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

凌牙のバイクの背中は……。


想像以上に気持ちがよくて、心地よかった。


安心できる背中だからこそ、そうなのかもしれない。



ギュッとしがみつき、背中に頬をぴったりつけて、凌牙を感じる。



回りの景色なんて見てる余裕もなくて。


どのくらい走っていたか、時間の経過も分からないほど凌牙に意識が集中して……。



ブルルルルンッ…


バイクが止まったことにも気づかなかった。



「――い。…おいっ!」


「へっ!?」


「降りろ」


バイクが停まっているのに、凌牙しがみついたままのあたしはどうみてもおかしな人で。


慌てて体を離すと、ここはどこかの駐車場の様だった。