至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

あたし、専用……?


手に取って、もう一回まじまじと見つめる。


そのままもう一度、凌牙に目をやると。


照れているのか、ハンドルのグリップを握ったりなんかしてる。



……凌牙。


あたしがいつか凌牙の後ろに乗ることを想定して、用意してくれてたの……?



本部から家までの道のりは、たいてい旬や大翔の後ろに乗せてもらっている。


メットも、本部に余っていた使い古しの物で、別にあたしのってわけでもなくて。


それが……。



「ありがとう……」


嬉しくて、それをギュって胸に抱えると、凌牙は満足そうに微笑んだ。