至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「いちいちめんどくせえ」


「だって……鞄ないと、明日困るし……」


こんな時、後で家に届けてくれる友達なんていない。


「なんて言って教室から鞄取ってくんだ。サボるって申告してからサボる奴なんていねえぞ」


……それもそうだ。


まず、こんなお嬢様学校でサボろうだなんてことが間違ってる気もする。


眠たくて、仮病を使って保健室で休む……なんて人がいるのは知ってるけど。


堂々とサボる人なんて見たことない。


「鞄は諦めろ」


そう言う凌牙に従って、再び繋がれた手に引っ張られるように校庭を突っ切っていると。