至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

本当言うと、凌牙に会って、恐怖心は収まった。


あたしの心臓が早いのは、凌牙に会えた嬉しさからで。


けど、このままここで別れるのも、淋しくて。


「……うん」


その手に従った。



引っ張られるがままに昇降口を出て。


「あ、靴………」


スリッパを履いたままなことに気づき。


さすがにスリッパでは帰れないから、自分の下駄箱に回って履き替える。


その間も、胸はバクバクしっぱなしで。


「あ、鞄…」


今度は手ぶらなことに気づく。