カツカツカツ……と、どこからか足音が近づいて来る。
……先生に見つかった?
お嬢様学校で、サボりなんてありえないけど。
あたしはどうせ、学校が目の敵にしている雀谷高校の暴走族とつき合っている生徒……っていう認識だろうし。
なんか、もうどうでもいい。
そう思いながら、丸めた背中の中から顔をあげたあたしに映ったのは。
黒いシルエット。
陽の光を背中に浴びたその影は、正体を映し出すのに時間がかかって。
……え。
「来いよ」
手を差し伸べているのは、凌牙だった。
……先生に見つかった?
お嬢様学校で、サボりなんてありえないけど。
あたしはどうせ、学校が目の敵にしている雀谷高校の暴走族とつき合っている生徒……っていう認識だろうし。
なんか、もうどうでもいい。
そう思いながら、丸めた背中の中から顔をあげたあたしに映ったのは。
黒いシルエット。
陽の光を背中に浴びたその影は、正体を映し出すのに時間がかかって。
……え。
「来いよ」
手を差し伸べているのは、凌牙だった。



