至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

やがて、コーヒーを淹れ終えたテルさんが、再びあたしの向かい側に腰を下ろして。


「……あの……」


あたしはおずおずと口を開いた。


「もしかして、言ってないんですか…?」


未だ凌牙から何も咎められないのを思えば、そう考えるのが自然。



だけど、お姉ちゃんが来たことを1週間温めてたくらい。


いつ切り出されるか分からなくてビクビクするなら、いっそテルさんに確かめた方が早いと。


「何がだ」


「ええと……」


自分で振ったくせに、なんとなく"それ"を口にするのもためらわれて言い渋ると。


「凌牙の薬と、過去を知ったことか」


「……」



……分かってるんじゃないですか……。


そんな顔で気まずい視線をテルさんに向けると。