至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ



「飲むか?」


気付けば、リビングにはテルさんと二人きりで。


そう聞いてきたテルさんが差すのはコーヒーだと分かり、軽く首を横に振る。


「飲めないのか?」


前にも断ったからか、そう思ったらしいテルさんがそう聞いてくる。


「いえ、そういうわけじゃないんですけど……飲んだら余計眠れなくなると思って」


「それもそうだな」


そう言いながらも、コーヒーを淹れる手を止めないテルさん。


テルさんにとっては、コーヒーを飲んだからと言って眠れなくなるなんて、ただの迷信に過ぎないんだろう。