「……っしょ」
そして、凌牙はソファに転がっている和希の体を抱え上げた。
「あっ、あたしも手伝うっ……」
「いい」
あたしの申し出を1秒で断った凌牙は、慣れたように和希の体を肩に担いだ。
確かに、あたしの手助けなんて全くいらない……。
よっぽど熟睡しているのか、和希は全く起きる気配がなく。
それどころか、兄の背中で安心したように寝息を立てている……。
どうして、凌牙と和希は血の繋がった兄弟じゃないんだろう……。
あたしがそんな不満を持ったって、どうしようもないのは分かってるのに。
リビングを去る2人の姿を見るあたしの視界は、やるせない気持ちと共に涙でぼやけるだけだった……。
そして、凌牙はソファに転がっている和希の体を抱え上げた。
「あっ、あたしも手伝うっ……」
「いい」
あたしの申し出を1秒で断った凌牙は、慣れたように和希の体を肩に担いだ。
確かに、あたしの手助けなんて全くいらない……。
よっぽど熟睡しているのか、和希は全く起きる気配がなく。
それどころか、兄の背中で安心したように寝息を立てている……。
どうして、凌牙と和希は血の繋がった兄弟じゃないんだろう……。
あたしがそんな不満を持ったって、どうしようもないのは分かってるのに。
リビングを去る2人の姿を見るあたしの視界は、やるせない気持ちと共に涙でぼやけるだけだった……。



