至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

琉聖さんだって、当然のように七海さんとつきあっていたわけじゃない。


優しさの裏では、いつもそんな苦悩と闘っていたんだ……。



「オマエらのせいでもなんでもない。結局は、琉聖が悪い」


仲間のために、琉聖さんを肯定したりなあなあにせず。


琉聖さんが悪いのは、間違いないのだと。


凌牙の言葉は、灰雅総長として威厳のある言葉に聞こえ、筋の通った人間性を感じた。


「やめさせることが出来たのは俺だけだった。でも、それをしなかったのもやっぱり俺なんだよ」


そして、その責任を自分で抱えようとする凌牙。


「……」


そんな凌牙に、みんなが押し黙る。