至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「大翔、旬」


それを見て、テルさんがそう声を掛けた。


「ひとまず手当てしますねっ」


「痛かったら言ってください」


大翔と旬が、いつかあたしにしてくれたように琉聖さんに手当てを施していく。


あたしも何も出来ないながらも、タオルや氷を持ってきたりと手伝った。




「……わりいな……」


精神的にもいっぱいいっぱいなんだろう。


目をつむり、額の上に腕を乗せながら、弱々しく何度もそう口にする琉聖さん。



「今夜は俺の部屋でゆっくり休んでください」


手当てが終わり、旬と大翔に支えられながら上へ消えていく琉聖さんに、あたしは涙が止まらなかった。