至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

その意味を誰もが分かりすぎて、何も言えなかった。


信じられない思いでいっぱいだけど、誰もお兄さんを責める言葉を発せない。



……お兄さんの婚約者を好きになってしまった琉聖さん。


お兄さんがいない間に、2人は恋人という関係になって……。


お兄さんの気持ちも、分からなくないから。



「……そうか……」


凌牙も珍しく、歯切れの悪い言葉を零す。




やっぱり隠し通すのは不可能だったのか。


……ううん。もしかしたら、琉聖さんは自分の気持ちを話したのかもしれない。


それで、激高したお兄さんが……。



いくら強い琉聖さんでも、無抵抗で攻撃を受けると、こんなにダメージが大きいとは。


相手は、暴走族でもない真面目なお兄さんだというのに。