だけど、あの和希のこと。
ぶっきらぼうでエラそうだったに違いない。
「口も悪いし態度も悪いけど、多分悪気はないと思うんだよね。そういう性格っていうか、女の人全般に対してそんな感じなのかもしれない。だから気にすることないからね?」
あたしにはもちろん、お姉ちゃんをババア呼ばわりまでしたんだから。
気にしてたら…と思い、気を遣って言ったのに。
「それって、誰のこと?」
若菜が不思議そうに眼を丸くする。
「誰って……だから、和希が若菜の学校に来たんでしょ?」
「うん、それは来たけど……」
「だから、和希が……」
「え?」
ぶっきらぼうでエラそうだったに違いない。
「口も悪いし態度も悪いけど、多分悪気はないと思うんだよね。そういう性格っていうか、女の人全般に対してそんな感じなのかもしれない。だから気にすることないからね?」
あたしにはもちろん、お姉ちゃんをババア呼ばわりまでしたんだから。
気にしてたら…と思い、気を遣って言ったのに。
「それって、誰のこと?」
若菜が不思議そうに眼を丸くする。
「誰って……だから、和希が若菜の学校に来たんでしょ?」
「うん、それは来たけど……」
「だから、和希が……」
「え?」



