至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「何を知ってる」


まるで凌牙のような低くて冷たい声。


いつも冷静なヤクザの男は、やっぱりお姉ちゃんのこととなると、平常心が保てないようで。



この部屋にはテルさんと二人きりだけど、家の中には凌牙も大翔も旬もいる。


万一、何かあれば叫べばいい……。


この際、一気に聞いてしまおう。


「お姉ちゃんとどういう関係なんですか?お姉ちゃんがこの間来たとき、玄関先ですれ違ったお姉ちゃんを見て、テルさんは菜月さんって言ってましたよね」


「……」


「それで気になって追いかけました」


「……見たのか?」


「あの子と一緒に住んでるの?ってお姉ちゃん言ってましたけど、それって和希のことですよね?」