至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「所詮、女だろう?」


それでも、平静を崩さないテルさんに、あたしの中の何かが切れた。



ここまで冷酷な人だったなんて……。



「……じゃあ、あたしのお姉ちゃんにも同じこと出来ますかっ!?」


禁断の言葉だって分かってる。


でも、この言葉を言ってでも、若菜とのことを阻止する必要があった。



テルさんの瞳が、異変を感じ取る。


「……」


無言のままの眼差しは、とても鋭く、殺気さえ放って……。



怖い男……。



それを、今目の前で体感して。


思わず、ジリッと一歩後ずさりする。