至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

随分とのん気な若菜に、しっかり言い聞かせたつもりだったのに。


「……あたしは……テルさんが好きだから……」


まるで、"それ"を受け入れるような発言。


覚悟を決めたように。


「だからって、付き合ってないんだよね?」


もう一度、念を押す。


「よく考えてよ。若菜はまだ中学生なんだよ?」


切羽詰まったあたしとは反対に、若菜はゆったり口を開く。


「あたしね……今、すごく楽しいの。こんな楽しい気持ちになるなんて初めてで、すごく幸せなの。人を好きになるって、こんなにも自分を満たしてくれるんだね……」


それは心の底から出た言葉だと分かるくらい、切実に響いた。