至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「ん?もう帰る?」


さっきよりも確実に3割増しで可愛くなっている若菜に、そろそろ帰るんだろうということが分かる。


帰るだけというのに、髪を整え、唇にほんのりと色のついたリップまで塗って。


……まあ、若菜にとっては、これからが重要だからなんだろうけど。



そんな一生懸命な若菜には可哀想だけど。


凌牙にも言われたし、ちゃんと言わないと。


もう、ここへは来ないように。



「うん。テルさんから、5時にここを出れるように準備しとけって言われてるの」


「そうなんだ……あのね、」