至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

一人黙々と手帳に目を落とし始めた凌牙を見て、もうあたしはここにいても意味がないのは分かる。


冷たい背中に、もう出て行けと言われているような気分にもなって。


仕方なく、あたしは一人部屋を出る。




「……あ…」


そう言えば。


すっかり忘れてたけど、心配していた”あのこと”については咎められなかった。




……もしかしたら。


あたしが薬のことや過去を知ったことを、テルさんは凌牙に伝えてないんじゃないかと、ふと思った。