至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

言ってしまおうと思った。


例え、テルさんとお姉ちゃんの間柄を凌牙が知らないとして。


あたしが黙っている義理もないはず。


「テルさんと、お姉ちゃんて、顔見しりなの……?」


凌牙が静かに顔をこちらに向けた。


それは、この話に関心があるってことで。


「テルが……?」


だけど、それは知らないから興味を示したってことだ。


「うん……」


「どうしてそう思う」


「お姉ちゃんが帰った時、入れ替わりにテルさんが入って来て。その後すぐにお姉ちゃんを追いかけて行ったの」


「ああ」


思い出した、というように深くうなずいて。