至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「俺が送るっつったら、ホテルに連れ込まれるかもよなんて旬の奴が言うんだぜ!?」


「旬、脅したの!?」


「純粋な中学生を前に、笑えねえっつうのな」旬の奴……なんてことを!!!


「いくら俺でも、中学生には手は出せねえよな~」


心の中で旬に喝を入れながらも、それでよく大翔に送って貰ったな…と、若菜にある意味感心する。



というか、怖くて断れなかったのかな。


あとで色々とちゃんと謝りにいかないと……。



「早かったじゃん」


ヘラヘラと笑いながら後ろから旬がやってくる。


「もう、変なこと吹き込まないでよ……」