至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「……ごめん……なさい。勝手に開けて……」


いくら薬が欲しかったとしても、引き出しを開けてまで取り出すのはまずかった。


反省を口にして項垂れると。


「腹が痛えのか?」


「……そういうわけじゃなくて……」


「あ?」


「昼間辛いラーメンを食べたから、お腹が痛くなる前に薬を飲んでおこうと思って」


「オマエ、そういう薬の飲み方してんのか」


「……飲むと……大丈夫な気になるから……」


俯いたまま答えたあたしに、凌牙は一瞬間を置いて。


「そういうのやめとけ」


ボソッと放つ。


「……」


「薬に頼り過ぎるとロクなことねえ」