至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

怖くて、薬の袋を抱えたまま目をつむる。


やばい、どうしよう。



「勝手に入るな」


いつもの通り、冷酷な声。



……絶対絶命だ。



だけど、いつまでもこうしていられない。


恐る恐る振り返って弁解した。


「あの、その……お腹が痛くて……。凌牙が確か薬を持ってたな……と思っ…ひゃっ……」


薬の袋が凌牙に奪われた。


ハッと顔を上げると、そこにはお風呂上りなのか、上半身裸の姿の凌牙。


「オマエにやる薬なんてねえよ」


凌牙はそれを、引き出しへしまう。


パンッ!と閉まる引き出しの音が、この部屋の空気をもっと張りつめさせた。