至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

廊下に出ると、大翔たちはまだ外食から帰って来ていないのか、家の中はとても静かだった。


薬がどこにあるかわからないし、大翔たちが帰ってから聞こう……と思って。


「そうだ……」


凌牙が腹痛の薬を持っていたのを思い出した。


きっと、整腸剤か何かだろう。


凌牙こそ帰っているかは不明だけど、ドアをノックする。


返事は……、ない。



「入りまーす……」


声を掛けてドアを開けると、やっぱり凌牙は居なくて。


後で断っておけばいいかと思い、部屋の電気をつけて中に入る。



「あれ……?」


この間はテーブルの上にあった薬の袋が、今日は見当たらなかった。