至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

お姉ちゃんは抵抗することもなく、テルさんに大人しく抱きしめられていて……。


「えっ……」


あたしが思わず声が漏らしたのは。


お姉ちゃんの白くて細い腕が、テルさんの背中に回ったから……。



どうして、お姉ちゃんがテルさんの背中に手を回すの?


テルさんの想い人がお姉ちゃんだとして、まさかお姉ちゃんもテルさんを……?



そんなわけない。


お姉ちゃんは結婚してるんだから……。



それでも。


なんとなく、その続きを見てはいけないと心がストップをかけ、あたしはそのまま逃げるように家へ逆戻りした。